最近は会社を辞めるのに退職代行を使う人が増えています。でも、退職代行を使ったら上司や同僚にバカにされるんじゃないかと心配になりますよね。
ただ、そのまま退職の意思を伝えられないとズルズルと会社を辞められず、心と体を壊してしまうかもしれません。
この記事を書いている人
- 過去に2回の転職を経験
- 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
- 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス
フリーランスではWebライターをしていて、退職代行に関する記事も書いているので退職代行サービスには常にアンテナを張っています。
この記事でわかること
- 退職代行の利用がまったく恥ずかしくない理由
- 退職代行を利用するメリットデメリット
- おすすめの退職代行と注意点
この記事を読めば、今すぐに苦痛から解放されます。きっと退職代行を使って良かったと思ってもらえるはずです。
実は、依頼する退職代行業者によっては違法な行為として退職ができないケースもあるから注意してね
え?そうなんですか?
最近は会社側も退職代行サービス対処法の知識をつけて対抗してきています。ですので法律的に問題なく確実に退職できる業者を選ぶようにしてください。
結論から言うと、
退職代行の利用が恥ずかしくない3つの理由
退職代行を使うことは恥ずかしくありません。
恥ずかしくない3つの理由
- 辞めると言えないようにしているのは会社や職場
- 退職代行がまだ新しいサービスである
- 何も考えずに会社に居続ける方が恥ずかしい
退職代行が恥ずかしいなんて、時代の流れについていけていない証拠で、むしろそっちの方が恥ずかしいと思いますよ。
自分から「辞める」と言えないようにしているのは会社や職場
ぶっちゃけ、俺は退職するなんて自分で言えばいいと思うけどね
みんながみんな、出久根くんみたいに図太くないんだよ
誰だって自分から会社に「辞める」って伝えたいはずさ
自分で言えばシンプルですしお金もかかりません。
それでも退職代行を使うのは、会社や職場が言いにくいようにしているからです。
- せっかくここまで育てたのになんだ
- 後輩が育つまで待ってくれ
- 損害賠償を請求するぞ
こんな言葉に耳を貸す必要はありません。雇用とはそういう契約なのですから。
損害賠償なんかも認められるわけがありません。単なる脅し。むしろパワハラ発言で訴えても良いくらいです。
ですが、このような言葉を浴びせられたり、ブラックな働き方で精神的に参っていると自分から退職を伝えられなくなってしまいますよね。
退職代行とは、精神的負担を軽減してくれるサービスですから自信を持って利用しましょう。立派にビジネスとして成り立っているんですから。
退職代行がまだ新しいサービスである
出久根くんが否定的なのは、退職代行が世の中にまだあまり浸透していないサービスだからだよ
そうかぁ?
退職代行サービス自体は20年ほど前から存在していましたが、多くの人に知られるようになったのはここ3年ほどです。
2018年にNHKのクローズアップ現代でテレビ放送され一気に知名度があがりました。
自分がよく知らないものは何となく嫌悪感を抱くのが人間です。
YouTuberも出始めの頃はバカにされていましたが、今は多くの人がYouTuberになっていますよね?もう少し時間がたてば、退職代行を利用するのが当たり前になる時代も近いでしょう。
何も考えずに会社に居続ける方が恥ずかしい
会社を辞めるなとか、転職は逃げだなんて言っている人の方が恥ずかしいと思うよ
は?なんで?
人は変化を恐れる生き物だからさ
……(ギクッ)
むしろ「会社を辞めることから逃げている」人たちがそんなことを言っています。終身雇用が崩壊した今、自分で人生の選択をできないような人こそ本当に恥ずかしいのです。
退職代行を利用する5つのメリット
事実として、会社を辞めるだけなら退職代行業者に頼まなくても自分でできるぜ
法律上、14日前に退職するって伝えればOKなんだよね
では、退職代行を利用するメリットはなんなのでしょうか?
退職代行を利用する5つのメリット
- 会社に行かなくても退職できる
- 必ず退職できる
- 自分で言う必要がない
- 有給休暇を消化できる
- 引き継ぎの負担が軽減される
魅力を感じるなら利用する価値は十分にあるでしょう。
会社に行かなくても退職できる
退職代行に依頼したその日から会社に行く必要はありません。
あとは全て退職代行にお任せです。
ロッカーや机に残してきた私物の回収もしてくれます。もう絶対に会社に行きたくない人は利用する価値があるでしょう。
必ず退職できる
退職代行に依頼すれば必ず退職できます。私情を挟むことなく淡々と手続きが進められるからです。
引き止めに会う心配もありませんし、会社に迷惑をかけるからと心が揺らぐこともありません。
ただし、依頼する退職代行サービスによっては失敗するケースもあるから注意な
どんな退職代行サービスを使ったらダメなの?
組合や弁護士がやっていない退職代行は使わない方がいいよ
会社と交渉ができないし、万が一しちゃうと違法性を指摘されるよ
自分で言う必要がない
退職代行なら自分で退職の意思を伝える必要はありません。
退職代行にお任せです。
勇気を出して退職の意思を伝えて、罵声を浴びせられたり嫌がらせをされたりする心配はなくなります。
チェックポイント
心理的負担を減らしてくれる「自分で言う必要がない」は最大の利用価値と言えるでしょう。
有給休暇を消化できる
会社を辞めるなら残っている有給は全部消化してーな
退職代行は有給休暇取得の交渉ってしてくれる?
やってくれるみたいだぞ
会社はタダでお金を払うようなものですから有給休暇の取得には消極的です。有給休暇は権利ですからしっかり取得しましょう。
ただし会社との交渉は、組合か弁護士がやっている退職代行サービスを利用しないと違法になってしまうので依頼する業者は注意です。
労働組合運営の
引き継ぎのストレスが軽減
退職代行に依頼すれば面倒な引き継ぎはいらなくなります。なぜなら、引き継ぎ業務も代行してくれるからです。
資料を作っておいて、それを渡せばOK。
退職に引き継ぎは絶対いるわけじゃないんだけど、次の担当者に迷惑かけるから「やらない」のは良くないね
ですよね
それでも直接やり取りする必要はなくなるので、ストレスは大幅に軽減されます。
退職代行を利用するデメリット
退職代行を利用するデメリットを見てみます。
退職代行を利用する3つのデメリット
- 費用がかかる
- 悪質な業者も存在する
- 元上司や元同僚と良好な関係が築けない可能性がある
本来まともな会社なら、退職代行を利用する必要もないんですけどね……
運悪くブラック企業に入ってしまったと諦めて、退職代行を使ってとっととオサラバする方が結果的に良いと思いますよ。
費用がかかる
一番のデメリットは費用がかかることです。
自分で退職するって言えば1円もかからねーだろ
それでも「お金を払う価値がある」と思っている人が多いからサービスとして成り立っているんでしょ?
費用に見合った価値があると思えば迷わず使って良いでしょう。
悪質な業者も存在する
退職代行業者もいろいろあります。中には高額な料金を請求する悪質な業者もいるのが事実です。
料金は相場どおりでも、会社との交渉は法適合組合の合同労働組合か弁護士でなければできません。
最近は企業も退職代行に対する知識をつけてきているので、企業が運営する退職代行では「費用を払うだけムダだった」なんてことになってしまいます。
弁護士なら確実ですが費用が高めなのがネック。
じゃあ どこに頼めばいいんだろ
もし俺が退職代行を使うなら、退職代行ガーディアンにするな
法律的に問題ねーし、価格も比較的安い
ブログやサイトによっては、企業が運営している退職代行サービスなのに、弁護士が対応してくれると紹介されている場合があります。
あくまでも「弁護士監修」の場合があるので注意です。「弁護士監修」では、基本的に退職の意思を企業に伝えることしかできません。
確かに、企業は比較的安価(だいたい2万円)で、代わりに退職の意思を伝えてくれるメリットはあります。
ですけど、それだったらもう1万円ほど追加して、会社と交渉してくれる退職代行サービスを使った方が良いですよ。
- 有給休暇の取得交渉
- 退職金の請求交渉
- 未払いの残業代請求
- その他、会社が文句を言ってきた時の対応
安心して任せられる退職代行を選ぶべきなので、会社と交渉可能な
費用も24,000円(税込)と労働組合運営の退職代行では業界最安値です。
退職代行ネルサポ
費用は業界最安値の一律24,000円(税込)と安心で、費用とやれることのバランスが良いのでおすすめです。
元上司や元同僚と良好な関係が築けない可能性がある
退職代行を使うと、元上司や元同僚と関係が悪くなってしまう可能性があります。
ただし退職代行を使ったから関係が悪化するというのはちょっと違いますね。
もともと良好な関係を築くの難しい状態だったところに、退職代行の利用で決定的になっただけのケースが多いです。
良い関係が築けていたなら退職代行を利用しても良い関係が続くはずです。気にする必要はありませんよ。
退職は遅くとも1か月前までに伝える
退職代行を使って伝えるにも、やっぱり自分で伝えるにも、遅くとも退職の1か月前までに伝えるようにしましょう。
法律上は2週間前までに退職の意思を伝えれば辞められます。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
第八節 雇用 第六百二十七条
ですが、引き継ぎの時間や会社側の準備を考えると1か月は必要です。
辞めるからどうでも良いという態度は敵を作りやすいですから避けるべきです。
なるべく穏便に済ませられるよう、退職の1か月前には会社に退職の意思を伝えるようにしましょう。
仕事を辞める時の伝え方は「プライベートの問題で」と直接伝える
仕事を辞める時はどのように伝えれば良いのでしょうか?
- メール
- チャット
- 電話
- 直接伝える
できれば直接伝えるようにしたいですが、どうしても直接言いたくない場合でも電話するようにしてください。メールだけとかチャットだけだと失礼だと思う人もいますし、文字だけだと意思の疎通がとれずに誤解を与え、ややこしいことになることがあるのでおすすめしません。
「メール + 電話」とか「チャット + 直接」のように複合型でも構いませんので、必ず「会話」で伝えるようにしましょう。
退職の理由は詳しく伝えなくて良いです。
箇条書きボックス
- プライベートの問題で
- 諸事情で
- 家庭の都合で
こんな感じで曖昧に伝えるようにしましょう。
細かく伝えてしまうと会社側から「ここを改善するから残ってくれ」と引き留めにあったり、ツッコまれてウソがバレたりします。
1番良いのは「プライベートの問題で」ですね。詳しく聞かれても「申し訳ないのですが詳しくお伝えできないんです。」と言えばOKです。
もしこれでもしつこく引き留めにあったり、しつこくツッコんでくるなら退職代行を使って辞めればOKですよ。
退職代行の経験談
退職代行に関するツイートをご紹介します。
ツイッターはリアルな意見がわかるので参考にしてください。
ポジティブなツイート
退職代行、数万で退職時にかかる精神的負担全部引き受けてくれるからマジで最高
— 橘さん (@tatibana13) August 24, 2021
そうなんですよね。
退職代行は「精神的負担」を軽減してくれるのが最大の魅力です。
ここの価値を感じる人は数万円は確かに安いと思います。
引越諸々片付いたのでそろそろ言ってもいいかな〜と思うんだが
— カイナシ@ごはん刀大好き (@polarbear200323) August 24, 2021
身内が退職決めた時に退職代行頼んだのね
結論から言うと良かった
ブラック職場から逃げるのにめちゃくちゃ有効
退職代行はブラック企業対策には有効ですね。
ブラックだと辞めさせてくれないし、辞めるにもめちゃくちゃ負担がかかるので……
ブラック企業で働くと心身共に疲弊するので、数万円でスッキリ辞めるのは良い選択肢だと思います。
ネガティブなツイート
退職代行やばすぎ吹いた
— トロッコ@ドラマCD企画とカレンダーあったけえ… (@kuragetoro) August 25, 2021
やばすぎ…
もうハロワに頼む方が早いと思う
詳しい事情がわかりませんが、退職代行の中にはやばいところもあるので安すぎたり、聞いたことがなかったりするサービスはやめておいた方がいいでしょう。
退職代行の利用方法
退職代行に利用はとても簡単です。
- 退職代行会社にLINEやメールで登録
- 担当者と相談
- 費用の支払い
たったこれだけです。
相談内容は以下のようなものがあります。
- 退職希望日
- 有給の消化
- 私物の処分について
- 引き継ぎのやり方
ただし組合か弁護士の退職代行サービスでないと、結局面倒な交渉ごとは自分でやらないといけなくなる場合もあるので注意してください。
そう考えると、ネルサポは費用と依頼できることのバランスが一番いいぜ
退職代行ネルサポ
費用は業界最安値の一律24,000円(税込)と安心で、費用とやれることのバランスが良いのでおすすめです。
退職代行を利用する際の注意点
退職代行を利用する前に確認するべき注意点があります。
退職代行利用の注意点
- 本当に退職したいと思っているかを再確認する
- 費用がかかることに納得できているか
- 弁護士ではない業者のサービスは法律違反の可能性がある
本当に退職したいと思っているかを再確認する
退職代行を利用すれば確実に会社が辞められます。
もし辞めることを決めたら、本当に退職していいか一度冷静に考えた方がよさそうだね
転職しても絶対に今よりいい環境になるとは限らねーからな
できれば転職先を決めてから退職することが望ましいですが、明らかにブラック企業で体や心が持たなそうであればすぐにでも退職した方がいいです。
もし転職先を決めていない状態で辞める場合は、すぐにでも転職エージェントに登録して転職活動を始めましょう。辞めることを決めているならば、転職活動は早ければ早いほど有利です。
どの転職エージェントに登録すれば良いかは「【目的別】おすすめ転職エージェント一覧【組み合わせの例も紹介】」を参考にしてくださいね。
とにかく本当に退職していいか再確認するだけならタダですから、後悔の内容に判断したいですね。
費用がかかることに納得できているか
本来退職は法律で認められているので自分で言えば費用はかかりません。大体30,000円前後かかります。この支払いに納得できるかどうか確認しておきましょう。
退職代行は精神的な負担が軽減されるのが最大のメリットです。
30,000円が安いか高いかではなく、心理的負担を軽減するのに30,000円を払う価値があるかどうかを考えて判断すると良いでしょう。
弁護士ではない業者のサービスは法律違反の可能性がある
退職代行はどこを利用してもOKというわけではありません。
退職代行サービスを運営しているのは、大きく分けて以下の3つがあります。
- 企業
- 組合
- 弁護士
企業は費用が安いものの、有給の取得やその他交渉ごとは違法になるので扱えません。
最近は会社も退職代行に対する知識をつけてきているから、変な業者を選ぶと退職そのものが失敗するぞ
一方、弁護士は残業代の請求はもちろん、セクハラやパワハラへの訴訟も行えます。ただしその分費用が高いです。
「訴えてやる!」って時は、弁護士一択ってことなのか
訴訟は必要ないけど交渉はしてもらいたいし確実に退職したい。そういった場合は最もバランスがいい組合が運営する退職代行の利用がおすすめです。
そうすると、やっぱ
退職代行ガーディアン
なるほどね
退職代行Q &A
まとめ:退職代行は恥ずかしいなんて時代遅れ
退職代行を利用することはまったく恥ずかしいことではありません。
自分から辞めると言えないようにしているのは会社や職場のせいだからです。
退職代行がまだ世の中に浸透していないのも「恥ずかしいな…」と思う原因かもしれません。
終身雇用が崩壊した世の中では、スタンダードなサービスとしてこれから広く普及するでしょう。
退職代行業者にもいろいろあります。一般企業の業者を使ってしまうと退職できずにお金だけかかってしまうリスクがあります。
依頼をするなら、違法性はなく確実に退職ができる労働組合の業者か弁護士を利用してください。
弁護士なら確実に退職できますが費用が高めなのがネックです。
費用面と安心面を考えて、労働組合運営である
退職代行ネルサポ
費用は業界最安値の一律24,000円(税込)と安心で、費用とやれることのバランスが良いのでおすすめです。
コメント