- 今すぐに転職をしたい!
- とりあえず辞めよう
- 転職活動の時間がないから辞めてから職を探そう
そう考えたことはありませんか?
実は会社を辞めてから転職活動をすると圧倒的に不利になるので注意してください。
この記事を書いている人
- 過去に2回の転職を経験
- 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
- 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス
私も会社を辞めてから転職活動をした経験があります。
精神的に焦りますし、「ダメ人間になった感」がすごいですよ……おすすめしません。
この記事でわかること
- 転職先を決めずに辞めるとヤバい理由
- 例外として次を決めずに辞めても良いケース
- 仕事をしながら転職活動をするコツ
この記事を読めば、無用なリスクにさらされず良い転職先が見つかる可能性が高くなります。
結論を言うと、辞めてから転職活動をすると余裕がなくなり、企業にも足元を見られてしまうので避けましょう。
「転職活動をする時間がない!」という人は、まずは転職エージェントに登録するのがおすすめです。
次を決めずに辞めるのはヤバい3つの理由
仕事を辞めてから転職活動をするとヤバい理由を3つご紹介します。
とりあえず辞めるとヤバい理由
- 金銭的余裕がなくなる
- 精神的余裕がなくなる
- 転職に不利になる
順番に解説します。
金銭的余裕がなくなる
次を決めずに辞めてしまうと、金銭的な余裕がなくなります。
給料がもらえなくなるのはもちろんのこと、会社が半分負担してくれていた税金も全額自分で払わないといけません。
自己都合の退職だと、失業保険がもらえる時期も1か月遅くなりますし、貯金はどんどん減っていきます。
金銭的に厳しくなるのが、次の仕事を決めずに辞めてしまうとヤバい理由です。
精神的余裕がなくなる
次を決めずに辞めると、時間の余裕はできても精神的な余裕がなくなります。
金銭的な不安だけでなく、働いていないことで「転職先を見つけなければ」と焦りがちになってしまいます。
あれだけ「辞めたい」と思って辞めた会社も、気分がスッキリしているのは最初の1週間くらいです。
その後は精神的に余裕がなくなり、焦って転職先を探してしまいがちになります。
転職に不利になる
次を決めずに辞めてしまうと、転職に不利になってしまいます。
職歴の空白期間を説明をしないといけないのと、条件交渉がしにくくなるからです。
在職中であれば内定をもらった後に給料などの待遇を交渉できても、仕事を辞めてしまっていると「どうせこの条件でも来るだろう」と足元を見られてしまいます。
仕事を辞めてから転職活動をすると、不利になってしまうので注意してください。
次を決めずに辞めて良いケースはブラック企業で働いている場合のみ
原則、転職活動は働きながらするべきです。
ただし、次を決めずに辞めてしまっても良いケースが2つあります。
先に辞めて良いケース
- ブラック企業で働いていて体と心を壊しそう
- 生活防衛資金が貯まっている
ブラック企業で働いていて、体と心を壊しそうなら辞めるべきです。一度壊れると治すのに苦労しますよ……
ブラック企業で働いていて、生活防衛資金が貯まっているならすぐに辞めてしまって構いません。
一般的に、生活防衛資金は半年から1年分の生活費が貯まっていれば良いとされています。
独身か家族を持っているか?毎月の固定費がどのくらいか?これらで、必要な生活防衛資金は違います。
チェックしよう
生活防衛資金がどのくらい必要かは「生活防衛資金計算ツール」を使ってチェックしてみてください!
生活防衛資金が貯まっていない場合は、今すぐに次のことを実行しましょう。
- 固定費を下げる
- 無駄な出費をなくす
- 借金があるなら最優先で返す
あなた自身のために、なんとか生活防衛資金を作るよう努力してください。
生活防衛資金がないと、この先の選択肢をグッと狭めてしまいます。
逆に言えば、生活防衛資金があれば選択肢が広がりますよ!選択肢を持つことは人生を豊かにするために大切なことです。
辞めようと思っているならまずは転職活動をする
「仕事を辞めたい!」そう思ったら、今すぐにでも転職活動を開始してください。
実際に転職をするにはリスクがありますが、転職活動自体はノーリスクです。
転職活動をしてみて良い転職先が見つかれば転職すれば良く、良い求人がなければ今の仕事を続ければ良いだけ。
転職活動をして、いざ他の会社で働くことをイメージした結果、気がついていなかった今の会社の良いところが見つかるという場合もあります。
関連記事転職はリスクでも転職活動はノーリスク!20代30代でもすぐにはじめるべき理由
とにかく「次を決めずに会社を辞める」という最もリスクが高い行動はとらないようにしてくださいね。
働きながら転職活動をする5つのコツ
働きながら転職活動をするのは正直負担です。
ですがリスクやメリットを考えると、やはり働きながらの転職活動をおすすめします。
ここでは、働きながら転職活動をする5つのコツをご紹介します。
働きながら転職活動をするコツ
- 周囲に転職活動していることを言わない
- 現職の仕事はいつも以上に力を入れる
- 転職エージェントを利用する
- いっきに応募する数を増やしすぎない
- 面接するタイミングを合わせる
順番に解説します。
周囲に転職活動していると言わない
周囲の人に「転職活動をしている」と言わないようにしましょう。
休みを取ったり、業務中に電話をしたりしていると「転職活動しているんじゃないか?」と疑われるからです。
上司や同僚に相談してしまうと別の誰かに伝わって、人事担当やもっと上の人たちに伝わってしまうかも知れません。
転職活動をしているとは言わずに、淡々と進めましょう。
現職の仕事はいつも以上に力を入れる
転職活動中、今の仕事にはいつも以上に力を入れましょう。
転職活動をすると「どうせ辞めるし」といった思いや、次の仕事への期待感から今の仕事がおろそかになりがちです。
仕事がおろそかになると、ミスをしたりやる気がないと指摘されたりしてしまいます。
転職活動の影響でミスをしたとバレたら、居心地が悪くなるのは想像できますよね?
仕事は仕事、転職活動は転職活動とオンオフを切り替えることが重要です。
転職エージェントを利用する
転職活動には転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントはあなたに代わって求人を探してくれ、面接の日程調整も行ってくれます。
仕事を続けながらだとどうしても足りなくなる「時間」を増やしてくれる存在と言えるでしょう。
転職エージェントは書類の添削や面接対策も行ってくれるので、忙しいあなたには必須のサービスと言えますね。
3つの質問に答えてもらえれば、どの転職エージェントがあなたに合っているのかわかりますから、ぜひチェックしてみてください。
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「もっと詳しくおすすめの転職エージェントを知りたい」という場合は、「【目的別】おすすめ転職エージェント一覧【組み合わせの例も紹介】」を読んでみてくださいね。
いっきに応募する数を増やしすぎない
転職エージェントからは「とにかく応募数を増やしましょう」と言われる場合もあります。応募しても書類選考で落とされるケースも多いですから、この考えも間違いではありません。
ですが書類選考が同時に通過してしまうと、面接のスケジュール調整が難しくなってしまいます。
もしあなたが20代半ばであれば、書類選考を通過する可能性は高いでしょう。
このあたりはあなたの年齢や希望する職種によっても通過率が異なるで何社くらいに応募すれば良いかは難しいところです。転職エージェントのアドバイザーと相談しながら進めるようにしてください。
相談しても「とにかく応募数を増やしてください」しか言わないアドバイザーは、転職させて報酬をもらうことしか考えていない「やばいアドバイザー」です。
別の転職エージェントを使うか、アドバイザーを変更してもらいましょう。
関連記事使えない無能な転職エージェントの特徴5選!こんなやばいのは相手にするな
面接のタイミングを合わせる
書類選考が複数通過したら、可能な限り面接のタイミングを合わせましょう。
内定の出るタイミングがズレると、転職先の比較検討ができないからです。
実際に内定が出ると「本当に今の職場を辞めて良いのだろうか?」と不安になる人は少なくありません。
内定先が2つ以上あると「どちらの転職先にしようか?」という前向きな悩みに変わります。
内定を受けるかどうかは、だいたい1週間以内に返事をしなければなりません。
内定をもらうタイミングは相手企業の都合もありますし、うまくはいかない可能性もあります。
これは相手先の都合もあるので少々難しい方法です。でも、狙ってみるだけタダですから狙ってみてください。
フリーランスになろうと思っている場合はまずは副業から
「仕事を辞めてフリーランスになるから、転職先を決めずに辞める」という人もいるでしょう。
この選択肢はまったく問題ありません。会社が一生生活を面倒見てくれる保証なんてないですからね。
ただし、稼げる土台がないのに辞めてしまうのはとても危険です。
まずは在職中に副業でスキルを磨き、経験を積んでおくようにしてください。
副業である程度成果が出ているようであればフリーランスとしてやっていける可能性は高いです。
おすすめの副業をご紹介していますので、将来フリーランスになりたいと思っているけど、副業を始めていない人は参考にしてください。
関連記事会社を辞めたいなら在宅の副業で月5万円を稼ごう!やってはいけない副業も紹介
次を決めずに辞めた男の体験談
こんな記事を書いている私も、実は1回目の転職は次を決めずに辞めています。約5カ月間の離職期間があって転職をしました。
前の会社を辞めた理由はいろいろありましたが、営業からIT関係のヘルプデスクがやりたいなと思ったことがきっかけです。(詳しくは「実は穴場!IT業界が未経験でもインフラエンジニアになれる3つの理由」で触れています。)
内定をもらってすぐに入社したものの、今思えばもっといろいろな会社を受けてみるべきだったなと思います。とんでもないブラック企業ではありませんでしたけど、給料も高くないし、単なる下請け企業の「ゆるブラック企業」だったもので……
前の会社を辞めてから転職活動をした大きな理由は、当時地方で働いていて、都内かその近郊に転職したいと考えていたからです。
当然、面接も都内か近郊でやるので、時間と金銭の負担がつらかったんですよね。仕事も休まないといけませんし。
今はzoom面談なども多いので、そのあたりの問題はクリアできるはずです。
空白の5カ月は本当に自堕落な生活を送りました。
- みるみる減っていく貯金
- 長時間の掲示板徘徊
- ダラダラとゲーム
- 昼夜が逆転
- 下がり続ける自己肯定感
一応、ささやかにMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格取得はしましたが、ぶっちゃけ今現在なんの役にも立っていないと思いますw
仕事を辞めてスッキリするのは最初の1週間くらい。その後はどんどん精神的に参りますよ。
転職エージェントに相談するだけで勝手に転職活動は進みますから、とりあえず転職エージェントに登録しておけばいいと思いますよ。
まとめ:次を決めずに辞めると転職が不利に!まずは転職活動をはじめよう
転職先を決めずに辞めてしまうとヤバい理由について書いてきました。
とりあえず辞めるとヤバい理由
- 金銭的余裕がなくなる
- 精神的余裕がなくなる
- 転職に不利になる
ブラック企業で働いているなら別ですが、転職活動は働きながらするのが鉄則です。
仕事をしながら転職活動をするコツを頭にいれておくと良いでしょう。
働きながら転職活動をするコツ
- 周囲に転職活動していることを言わない
- 現職の仕事はいつも以上に力を入れる
- 転職エージェントを利用する
- 応募する数を増やしすぎない
- 応募するタイミングを合わせる
周囲に迷惑をかけないように注意し、転職エージェントをうまく利用してあなたの時間を確保してください。
転職エージェントは、忙しいあなたに代わって求人を探してくれ、面接の日程調整や内定先企業との待遇を交渉してくれる良きパートナーです。
上手に利用して、転職活動を成功させましょう。
どの転職エージェントがあなたにおすすめかどうかは、3つの質問に答えるだけでわかりますので確認してみてくださいね!
ここまで読んでいただきありがとうございました。リスクをおさえて、良い転職先が見つかることを願っています。
\完全無料!/
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