【第三話】会社を辞めて独立したい!実績のあるベテラン社員の誤算

会社なんて辞めてやる!そう思ったことがない人なんていないんじゃないでしょうか。

斉藤

門脇さんがドヤってたね

もう許してやれよ……

出久根

独立するにしてもサラリーマン時代の経験や人脈をうまく利用しないと失敗してしまうでしょう。

この記事を書いている人

  • 過去に2回の転職を経験
  • 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
  • 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス

私は会社と交渉してサラリーマンの仕事を減らしてもらいました。安定収入とフリーランスの自由度をバランス良く達成出来て満足です。

この記事を読めば安全な独立方法がわかります。「いつか独立をしたい!」という あなたには参考になるでしょう。

安定した独立のコツ

  • 副業をしておく
  • 転職経験がないならしてみる
  • 会社との信頼関係を作っておく

失敗これで失敗の確率をグッと減らせます。

 

 

会社を辞めて独立したいと思った時にまず確認すべき3つのこと

独立して会社を辞める前に確認すること

 

会社を辞めたい!と思うときは、何か理由があるはずです。

  • 仕事が面白くない
  • 人間関係がツラい
  • 通勤が苦痛

どれも真っ当な辞める理由ですが、勢いだけで独立すると後悔します。

まずは、冷静に考えてみるといいでしょう。

 

確認すべき3つのこと

  • 会社を辞める理由は独立したいからなのか
  • それは独立しないと達成できない目標なのか
  • 独立のリスクを理解しているか

仕事ができないから辞めたい!という人は「仕事できないから辞めたいなんて甘え?自分で改善できることかどうかが判断ポイント」を読んでみてください。実は自分の力で改善できる範囲って少ないんですよね……

 

人間関係が嫌だという人は「人間関係で会社を辞めたいと思った時にできる5つの対処法」を読んでみてくださいね。

すごく残念なお知らせですが、今の職場の人間関係が良くない場合、転職をしないと根本的な解決はいつまでもたってもしないです。なぜなら、人間関係は職場の環境や風土が作っているからです。

人間関係を改善するには「環境と自分」を同時に変えるのがもっとも効果的。詳しくは「職場の人間関係の悩みを劇的に改善する他人を変えるのではなく自分を変えるという考え」で解説しています。

独立のリスクがいまいちわからないなら、本記事を読み進めてください。

 

とにかく「会社を辞めたい!」という原動力をうまく活かしたいですね。

 

会社を辞める理由は独立したいからなのか

会社を辞めて独立する理由を考える

 

辞める理由が「会社や仕事がイヤだから」だけでは失敗してしまいます。なぜなら、独立して何をやるかが重要だからです。

会社を辞めたいという気持ちを原動力にするのは賛成です。ただし、会社を辞めることを目的にしないようにしましょう。

独立してやりたいことがあるから会社を辞める。という流れを意識するといいですね。

 

それは独立しないと達成できない目標なのか

会社を独立しないといけないのか

 

やりたいことがあって独立するのは誇れることです。 ですが、それは本当に独立しないとできないことなのかは考えた方がいいでしょう。

 

今の時代は、パソコンとネット回線があればやれる仕事は山ほどあります。もし、時間と場所に縛られたくないという理由で独立するなら副業から始めるのがおすすめです。

副業で実績を作ってから独立すると成功確率が格段にアップします。

もしくは、やりたい仕事ができる会社へ転職してしまうのも一つの方法です。本業で鍛えながら副業もすれば、最も効率的、かつ安全に独立ができます。

 

給料をもらいながら鍛え、副業して稼ぎながら将来の独立に役立てましょう。

副業なんて何をやればいいかわからない。という人は、Webライターとブログをおすすめしています。

Webライターとブログがおすすめ

  • 特別なスキルは不要
  • 完全在宅で仕事ができる
  • いつ働いても良い

ビジネスですから簡単に稼げるなんて言いませんが、やれば誰でも稼げます。逆にいうと、やらなければ絶対に稼げません。

詳しくは「会社を辞めたいなら在宅の副業で月5万円を稼ごう!やってはいけない副業も紹介」を読んでみてくださいね。

 

独立のリスクを理解しているか

独立のリスクを理解しているか

 

独立にはリスクがあります。

  • お金が足りなくなる
  • 社会保障が薄くなる
  • 仕事を自分で獲得しなければならない
  • 社会的信用が0になる
  • プライベートとの境目がなくなる

これらは、会社を辞めたい思いが強すぎると忘れがちです。きちんと独立のリスクを認識できているか再確認しましょう。

 

ちなみに、「会社員ならリスクがない」ということではないので注意しておかないといけません。会社が倒産するリスクや、リストラにあうリスクだってあります。

 

独立するにせよ会社員を続けるにせよ、個人で稼げる力をつけておくのはこれからの時代必須です。

 

会社を辞めて独立する5つのメリット

会社を辞めて独立するメリット

 

独立にはリスクもありますが、魅力もたくさんあります。

独立する5つのメリット

  • 人間関係が選べる
  • 自由な時間で働ける
  • 好きな場所で仕事ができる
  • やった分だけお金が稼げる
  • 苦手な仕事はやらなくていい

リスクを理解して受け入れればそれ以上のリターンはあると感じます。

 

人間関係が選べる

人間関係が選べる

 

独立すれば人間関係は自分で選べます。気の合わない人や、搾取してこようとする人とは距離を置けばいいだけです。

もし、搾取するような人とも取引しないといけないとか安売りしないと売れないとか、独立して困るなら実力も人脈も不足していることを表しています。

斉藤

門脇さんみたいにならないようにしないとね

(意外としつこいなコイツ……)

出久根

自由な人間関係を作れる独立を目指しましょう!

 

自由な時間で働ける

自由な時間で働ける

 

独立すると、働く時間や働く場所は自由です。ビジネスとしてしっかりと結果を出せば文句を言われることはありません

友達と休みを合わせたり、家族とのイベントを最優先できるので幸せです。時間の自由はお金では絶対に買えない価値があります

 

好きな場所で仕事ができる

独立すれば好きな場所で働ける

 

独立する仕事によって好きな場所で働けます。

  • Webライター
  • ブロガー
  • プログラマー
  • イラストレーター
  • 動画編集

パソコンとネット環境さえあれば働ける職業です。

まずは副業で始めやすい仕事なので、結果が出始めてから独立してもまったく遅くありません。

おすすめの副業は「会社を辞めたいなら在宅の副業で月5万円を稼ごう!やってはいけない副業も紹介」を読んでみてくださいね。

 

やった分だけお金が稼げる

成果は全て自分のもの

 

サラリーマンは働いた分と給料が必ずしも連動しません。

歩合制やボーナスだって完全な成果主義とは言えないのです。会社の経費が取られていますからね。

独立してお金を稼ぐと稼いだ分は丸々自分の稼ぎです。やった分だけお金がもらえるのはモチベーションにアップになります。

 

苦手な仕事はやらなくていい

苦手な仕事をしなくていい

 

独立すれば苦手なことはやらなくて良いのが良いところです。日本の企業はほとんどが「総合職」なので、サラリーマンはやりたくない仕事があってもやらなくてはなりません

 

独立なら得意なことだけで勝負できます。

 

もし、仕事上どうしても苦手なこともやらなくてはいけない場合は外注で得意な人に出すという手段も有効です。

私はイラストが苦手なので、SNSのアイコンなどはココナラで外注しています。得意な分野で勝負して、効率よく稼ぎましょう。

 

独立するならマインドチェンジしなくてはいけない3つのこと

会社を辞めるなら考え方を変えなければならない

 

独立するには、サラリーマン時代とは考えを変えないといけません。

マインドチェンジが必要な3つのこと

  • お金は勝手に入ってこない
  • やることは自分で決めないといけない
  • 時間に厳しくないといけない

サラリーマンと独立どちらが良いとか悪いとかではなく、自分の性格や考えにあった働き方かどうかを確認するのが大切ですね。

 

お金は勝手に入ってこない

お金は勝手に入ってこない

 

独立はやった分だけお金が入ってくる実力主義の世界です。

やらなければ当然お金は入ってこないのでシビアな環境でもあります。

サラリーマン時代のように、とりあえず出社しておけば給料がもらえた時代とは違うんだと頭に叩き込まないといけません。

 

最初の頃は、バイトでもしていたほうがマシだった……という稼ぎの人も珍しくないです。

自分のチカラで飯を食っていくという意識を持たないといけませんね。

 

やることを自分で決めないといけない

やることを自分で決める必要がある

 

独立したら誰も指示をくれません。

 

指示されるのが嫌で独立する人も多いでしょうが、実は指示をもらって動いていることがどれだけ楽だったかを知る人もいるでしょう。

自分で考えて、自分で行動すると言うことは大変なことです。

 

独立しようと思った人なら自分で考えて行動できるはずなので、独立前から考え方を変えておきましょう。

 

時間に厳しくないといけない

時間にルーズでは失敗する

 

自由な時間が欲しくて独立したいという人は多いはずです。

 

ただし、期限を守らなかったり約束の時間にルーズだと一気に信頼を失います。厳しいようですが、サラリーマン時代に遅刻が多かった人は逆に独立は向いていないと言わざるをえません。

 

自由とは自分を厳しく管理しなくてはいけないものだという認識を持っておきましょう。

 

副業で稼いでから仕事を辞めて独立するのが間違いない

副業で自分の手で稼ぐ

 

独立したいなら、副業をめちゃくちゃおすすします。自分の稼ぐ能力が伸びて、そのまま独立につなげることもできるからです。

 

まずは、稼ぐ喜びと大変さを味わってから独立すると失敗の可能性を大幅に減らせます。

 

もし会社を辞めないとしても、副業すれば使えるお金が増えますし、もし会社が倒産しても自分のチカラで生きていけるのでやって損はないです。

 

転職経験がないなら独立前に転職してみる

いきなり独立するのは危険

 

もしあなたに転職経験がないなら一度転職してみることをおすすめします。

なぜなら、いろいろな立場や視点で仕事をしておくと間違いなく独立後の働き方に役立つからです。

 

転職するとまったく違う環境で、まったく違う人たちと仕事をするのでいろいろな経験ができます。

参考になることもあれば反面教師とすることもたくさんあるでしょう。

人脈を広げることにもなり、思いがけない運命を変える出会いがあるかもしれません。

 

いきなり独立するよりは確実にリスクを軽減できます。

もし、転職しても満足できる会社に入れなかったりいい仕事が見つからなかったりしたら、それから独立してもまったく遅くないと思いませんか?

独立なんていつでもできるんです。

 

転職は若いうちの方が間違いなく有利なので、まずは転職で経験値を増やすのがおすすめです。

関連記事:【第七話】転職はリスクでも転職活動はノーリスク!20代30代でもすぐにはじめるべき理由

 

私は2回の転職経験があります。
1回目は異業界・異職種、2回目は同業界・同業種です。
1回目をIT系の仕事がしたくて転職。
2回目の転職では仕事内容はほぼ変わらず年収100万円アップを果たしました。
同じ仕事でももらえる給料が違うのは残酷な事実です。

経験もお金も増える転職は独立前に経験しておくべきと強く思います。

関連記事:フリーランスなんてやめとけ?増えすぎている原因と将来性について

最速かつ安全に独立する方法

会社を辞めて独立したいなら副業と転職を利用

 

会社を辞めたい!独立したい!でも怖い!そんな あなたにおすすめのプランがあります。

最速かつ安全な独立プラン

  1. 独立してやりたい仕事を副業で始める
  2. 副業の実績を使って転職する
  3. 副業が伸びてきたら独立する

このプランの特長は、副業と本業の仕事で相乗効果を持たせられることです。

 

副業の時間も本業の時間も本当の意味で自分のためになります。副業が伸びれば独立しても良いし、そのままサラリーマンの安定感も得られるのでおすすめです。

 

サラリーマンとフリーランスのいいとこ取りができるので、目指してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ:会社を辞めて独立したいなら転職と副業で準備しよう

転職と副業で会社を辞める準備をしよう

 

勢いだけで会社を辞めてしまっては後悔します。

独立は魅力がたくさんありますがリスクもあるからです。安易な独立をしないためには副業と転職を利用しましょう。

副業は自分で稼ぐ力が伸ばせそのまま独立にもつなげられます。副業ならリスクはほぼなしで始められるので、独立を考えているならぜひ挑戦しましょう。

 

転職は経験と人脈を増やしてくれますし給与アップもできます。

実際に転職をしなくても自分の市場価値がわかるので、ぜひやっておきましょう。

 

最速かつ安全に独立するなら、副業の実績をアピールして本業にしたいからと転職をすることです。

そのまま副業は続けて、伸びてくればそのまま独立できます。

 

本業の仕事も独立のための準備段階と考えれば、モチベーションも保ちやすくおすすめです。

転職活動を始めるなら転職エージェントに相談するのが良いでしょう。

 

どこに転職エージェントに登録したら良いか迷う人は マイナビエージェント doda への登録してみましょう。

 

マイナビエージェント はアドバイザーが親切丁寧と評判です。転職サポート期限もないので、じっくりと転職活動をするのに最適です。

doda は求人が多く、同時に転職サイトへの登録も完了するのでおすすめしています。

 

マイナビエージェント はおすすめですが、対象地域が関東・関西・東海と絞られていて、20代以降の転職にはあまり強くないのが弱点です。

マイナビエージェント を使ってみて、イマイチなら リクルートエージェント を使ってみると良いでしょう。

転職エージェントの善し悪しは担当者との相性によるところが大きいので、まずは2社登録して相性の良いエージェントをメインに転職活動をすすめと良いです。

 

あわせて、転職サイトや口コミサイトを連携させて転職の成功率をアップさせてくださいね。

関連記事【厳選】おすすめ転職エージェント|転職サイトや口コミを連携させ主導権を握ろう

その他にどんな転職エージェントがあるか知りたいなら、「【目的別】おすすめ転職エージェント一覧【組み合わせの例も紹介】」を読んでみてください。

 

迷うならこれ

とにかく「どの転職エージェントを使えば良いんだ!」という方は、以下の登録をおすすめします。いずれも無料で利用可能です。


マイナビエージェントロゴ

ここがポイント

無期限サポートでじっくり転職活動

【公式】 https://mynavi-agent.jp/

求職者に寄り添った親切なサポートが魅力。無期限サポートなので今すぐの転職を考えていなくてもOKです。


dodaロゴ

ここがポイント

転職サイトも同時登録で幅が広がる

 【公式】 https://doda.jp/

 業界大手であり、同時に転職サイトへの登録も完了するので、給与や休日日数などの「業界の相場」を知るのに適しています。


ここがポイント

業界最大手で豊富な求人。

【公式】 https://www.r-agent.com/

業界最大手。非公開求人数も多く、アドバイザーの質も高いのでおすすめ。


転職エージェントの満足度は、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性による部分が大きいです。

まずは マイナビエージェント doda を利用してみて、満足できなかったり転職活動に慣れてきたら リクルートエージェント を利用してみてくださいね。

 

関連記事転職エージェントは転職サイトや口コミサイトを連携させて主導権を握ろう

  • この記事を書いた人

斉藤くんの中の人(すぎやまじょうじ)

新社会人として一部上場の商社に入社し25歳の時に畑違いであるIT業界の中小企業へ転職。その後同じ業種で人生2回目の転職をして同じ仕事ながら年収100万円アップ。今は会社の仕事は半分にしてもらい、もう半分はフリーランスとして働いて安定と自由をバランスよく得ています。パロディマンガ「ブラック職場によろしく」で転職と副業の大切さを発信しています。

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