会社を辞めたくても、人手不足だと辞めると言いにくくて困りますよね。
今のままズルズルと働き続けると、いつまでも辞められず自分の市場価値を落とすだけになってしまいます。
この記事を書いている人
- 過去に2回の転職を経験
- 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
- 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス
この記事を読めば、人手不足の会社にも辞めると言えるようになります。
この記事でわかること
- 人手不足の会社を続けるとなぜヤバいのか
- 辞めると言えない原因
- 会社を辞める方法
結論を言うと、「辞められない」というマインドブロックを外すことが重要です。
そのためには、今のままではヤバくなる理由を把握し、転職先を決めてしまって必要ならば退職代行を利用しましょう。
最低限の引き継ぎさえすれば今の会社に遠慮する必要はありません。
もし本当にあなたがいなくなったら回らない会社なんて、いずれ経営破綻するから続けていたらヤバいですよ。
人手不足の会社を辞めずにいるとヤバい5つの理由

人手不足の会社で働き続けるとヤバい理由は次の5つです。
人手不足の会社を続けるとヤバい理由
- 給料がアップしないから
- 会社の経営がヤバいから
- 慢性的な人手不足は解消しないから
- いつか体を壊すことになるから
- 市場価値が落ちていってしまうから
努力が報われるなら働き続けていて良いんですけどね……
給料がアップしないから
人手不足の会社にいても給料がアップしません。なぜなら、利益が出れば人材の確保に使われてしまうからです。
残念ながら、苦しい時を支えたあなたは恩恵を受けられないでしょう。
せっかく頑張っても給料として反映されないので、仕事を続ける意味はないです。
会社の経営がヤバいから
人手不足の会社は経営がヤバいです。
- 資金管理
- 人材確保
- 営業戦略
これらがおかしいので、最終的に「人手不足」という形でしわ寄せがきています。会社経営がヤバければ業績は伸びず、給料アップどころか会社の将来性もありません。
人手不足の会社は経営難であることを証明しています。
慢性的な人手不足は解消しないから
いつか人手不足が解消したら辞めようと思っていませんか?
残念ながら慢性的な人手不足は今後も解消されません。仕事が減れば人は減り、人が増えれば仕事も増えるからです。
結局、その仕事でどのくらいの利益を残せているか?残った利益がどこに使われるか?これで仕事量と人材確保が決まります。
突発的な人手不足はある程度仕方ないですが、慢性的な人手不足は経営の問題なので、同じ会社にいる限り解消することはありません。
いつか体を壊すことになるから
人手不足の会社で働き続けるといつか体を壊します。
人手不足ということは、多少なりとも無理をして働いていることだからです。
今は大丈夫でも、だんだんと年齢を重ねて体力が低下することは避けられません。
仕事のやり方や経験で凌いでいたとしても、いつか体に無理が来て、体と精神を壊してしまう危険性があります。
市場価値が落ちていってしまうから
人手不足の職場で働いていると市場価値が落ちている危険性があります。「中途半端な何でも屋」になってしまっていることが多いからです。
- 営業
- 事務
- 作業者
- マネジメント
本職の担当者がいたとしても ある程度はお互いに自分でやなければならず、専門性は薄くなってしまいます。
いざ転職したいと思っても市場価値がなく、待遇の悪くなる転職か、今の会社にい続けるしか選択肢がなくなっている可能性があります。
人手不足は会社に責任がある

人手不足だからといって、あなたが頑張り続ける必要なんて実はないんです。
全ては会社の責任。
人材の採用は会社の仕事ですし、あなたが辞めたから会社がまわらないなんてことはありません。
言い方は悪いですが、代わりの人はいくらでもいます。だって日本の総理大臣でも代わりが務まるんですよ?我々ごときの仕事が他の人に務まらないなんてことは幻想です。
ちょっとキツい言い方になってしまいましたが、とにかく人材不足の尻拭いを私たちがする必要はありません。
自分の将来のために、今の職場で頑張るか、新しい道を進むかは決めましょう。
辞めると言うのが怖い3つの原因

辞めると言うのが怖い原因は主に次の3つのはずです。
辞めると言うのが怖い原因
- 上司に引き止められそう
- 同僚に白い目で見らそう
- 次の仕事が決まっていない
いずれも自分の人生を大切に考えれば大したことではないと気づけますよ。
上司に引き止められそう
上司は引き止めてくるでしょうね。だって人手不足ですから。
じゃあ上司が上に言って、不足している人手を何とかするのが筋と思いませんか?なんで下っ端のこっちに言ってくるの?と。
辞めようとしている人間を引き止めて、その後の人生に責任を取ってくれるかと言ったら取ってくれないです。
自分の人生を大切に考えてください。
同僚に白い目で見らそう
同僚にこんな風に思われるのが怖いのかもしれないですね。
- 人手不足のこの時期に辞めやがって
- 自分だけ辞めるなんてズルい
- みんな大変なのに……
こんなところでしょうか。
これ、いずれも「今の人間関係が良くない」からそう思われそうと感じるんですよ。
もしも良い人間関係が築けていたらな こんな風には思いません。良い関係が築けている同僚なら、辞めるとしても応援してくれますよ。
どうせ辞める職場ですし、良い人間関係が築けていない同僚にならどう思われても関係なくないですか?
でも辞めた後は、もうどうこう思っている暇なんてないです。だって忙しいんですから。
もちろん、引き継ぎをしっかりするなど必要最低限の退職マナーは大切ですが、心配しすぎることはありません。
次の仕事が決まっていない
次の仕事が決まっていない場合は退職はちょっと待った方がいいですね。
単純に生活に困りますし、引き止められた時に意思が揺らぐ可能性があるからです。
仕事が忙しすぎて転職活動なんてできない!という人は、転職エージェントの利用をおすすめします。というか、転職活動をするなら転職エージェントの利用は必須です。
転職エージェントに登録すると、あなたにあった求人をアドバイザーが紹介してくれるので、時間がなくても転職活動ができます。
転職活動をしたからと言って、必ず転職をしなくてはいけないわけではないので、まずは転職活動を始めてみてください。
仕事を辞めるための対処法

人手不足の会社を辞めるには、次の順番が有効です。
仕事を辞める方法
- 転職活動をする
- 転職先を決める
- 退職代行を使う
「辞められない」という、マインドブロックを外すことが重要です。
転職活動をする
まずは転職活動をしてみましょう。
転職活動をして働ける会社はたくさんあるあったり、もっと条件の良い仕事が見つかったりすると、「辞められない」と思い込んでいたマインドブロックが外れます。
できれば実際に転職先が決まってから会社を辞めることを強くおすすめしますが、どうしても辞めてしまいたい場合は生活防衛資金が貯まっていれば辞めてもOKです。
転職活動をして選択肢を広げ、柔軟な考えを持ちましょう。
もし転職活動をしてみて「やっぱりいまの仕事が良いな」と思ったら、それはそれで収穫です。
ただただ不満を持ちながら仕事をするのとは違います。
実際に転職するかどうかは別として、転職活動だけならノーリスクですから、転職活動をしてみてください。
転職先を決める
次に、転職先を決めるとかなり前進します。
転職先が決まれば会社を辞める意思が固まり、退職に向けた具体的な行動に移せるからです。
転職先を決めるときは「仕事を辞めたいから」ということではなく、「給料をあげたい」とか「休みを充実させたい」とか、目的を持つことが重要です。
このあたりの希望を転職エージェントに相談して転職先を見つけましょう。
退職代行を使う
転職先が決まれば半分くらいの人は退職ができるはずです。だって、退職しないと転職先で仕事ができないですからね。
それでも退職を言い出しにくいとか、会社から強い引き止めにあっているという人は退職代行の利用も検討しましょう。
退職代行を使うなんて恥ずかしいと思うかもしれませんが、それは時代が追いついてきていないだけです。退職代行は利用者が増えていて、何度も使う人がいるくらい重要があります。詳しくは「退職代行を使うなんて恥ずかしい?パワハラを受けて仕事を辞めるのは逃げ?」を読んでみてください。
退職代行を使うデメリットは3万円程度のお金がかかること。本来は自分で言えばタダですから。
でも、心の負担軽減ができたり、未払いの残業代や退職金の満額請求もできたりするので、使い方によってはコスパの良いサービスです。
会社に退職を切り出しにくい人は利用してみてください。
まとめ:「辞められないマインド」を外して人手不足の会社を脱出しよう

慢性的な人手不足の会社を続けていると、いつか自分の首を締めます。
人手不足の会社を続けるとヤバい理由
- 給料がアップしないから
- 会社の経営がヤバいから
- 慢性的な人手不足は解消しないから
- いつか体を壊すことになるから
- 市場価値が落ちていってしまうから
いや、本当に会社はこちらの人生に責任なんて持ってくれませんからね……
人手不足の会社を辞めるには、「辞められない」というマインドを外すことが重要です。
そのためには、以下の
仕事を辞める方法
- 転職活動をする
- 転職先を決める
- 退職代行を使う
もうすでに転職先は決めている!という人はあとは会社に言うだけです。
今のままではヤバいことがわかったから、会社に伝える準備はできた!という人なら退職代行を使う必要はありません。
とにかく、あなたの「辞められないマインド」が外れることを願っています。
もし、「人手不足の会社で働き続けていてツラい」という場合なら、今すぐにでも転職活動を始めましょう。
転職活動をしたからと言って、必ず転職をしなくてはいけないわけではありませんし、条件の良い求人が見つかれば転職すれば良いだけです。
転職活動をスタートさせるなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
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これらを担当のアドバイザーがサポートしてくれ、しかも無料で利用できます。
どこの転職エージェントを使えば良いかは「【目的別】おすすめ転職エージェント一覧【組み合わせの例も紹介】」で紹介しています。
あなたの目的にあった転職エージェントを見つけてくださいね。
はっきり言って転職活動はノーリスクハイリターンなので、やらないと損をしますよ。
関連記事転職はリスクでも転職活動はノーリスク!20代30代でもすぐにはじめるべき理由
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