転職エージェントとの面談ってちょっと緊張しますよね。
面談は希望条件の確認やアドバイザーとの信頼関係を作り、転職活動の土台になるので重要です。
でも安心してください。アドバイザーはプロですから和やかな雰囲気で進めてくれ、必要な情報はアドバイザーの方から聞き出してくれますよ。
失礼な態度を取ることは論外ですが、「いま悩んでいることを相談する」というスタンスで面談すればOKです。
この記事を書いている人
- 過去に2回の転職を経験
- 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
- 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス
私は実際にリクルートエージェントのアドバイザーと面談を行いました。最終的には今の会社に残る決断をしましたが、実際に私がした面談の経験をお伝えします。
この記事でわかること
- 面談をする前までに準備したこと
- zoom面談の流れ
- 面談ではどのようなことが聞かれるか
- アドバイザーはどんな人だったか
- 面談が終わった後の感想とその後の流れ
心の準備のお手伝いができれば幸いです。
面談する前に、ぜひ読んでほしい記事が3つあります!
転職エージェントのアドバイザーとは信頼関係を築くことが大切です。
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面談をする前までに準備したこと

面談を行う前に、以下3つを準備するよう指示がきます。
- キャリアシート
- 職務経歴書
- ヒアリング内容をメールで送付
いずれも完璧なものでなくても大丈夫なので、面談までに作っておきましょう。
キャリアシートと職務経歴書はスマホのアプリから作成できるので作りやすかったです。テンプレートも職種ごとに用意してあり使いやすいと思いました。
面談する時間は選べる

私は平日の午前10時から1時間ほど実施してもらいました。
土日も対応可能で、時間は9時30分〜21時まで選べます。
服装はスーツでなくてもOK

服装はスーツでなくても構いません。案内メールにもそのように記載があります。あまりにもラフすぎるのもどうかと思ったので、襟付きのシャツで無難にしておきました。
ノーネクタイです。ポロシャツとかそんな感じでもいいでしょう。
自宅での面談だと油断してしまいがちですが、身だしなみは清潔感があるようにしてください。
面談方法はzoomを使ってオンラインで実施

面談方法はzoomを使ってオンラインで行いました。事前に面談のやり方がメールで送られてきて、そこからzoomのインストールもできます。(こちらからもダウンロードできます。)
当日は面談前に電話がかかってきて、IDとパスワードを伝えられるのでそちらを入力してzoomを繋ぎました。操作に自信がない人でも、アドバイザーがサポートしてくれますから安心してください。
面談した場所は自宅

zoomでの面談なので自宅で行いました。あまり周りがうるさいと面談がしにくいので、静かな場所でやると良いでしょう。
部屋の様子を知られたくない!という人は、バーチャル背景を設定しておくことをおすすめします。
どんなアドバイザーだったか

30歳くらいの男性でした。とても落ち着いて話を聞いてくれます。
話が続かなくなっても、話題をふってくれ聞き出したい内容をスムーズにヒアリングしているように感じました。本当に緊張する必要はないですよ。
アドバイザーとは良きパートナーとして信頼関係を築くことが重要です。やってはいけないことを理解して、良好な関係が築けるようにしてください。
関連記事【不安解消】転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない5つのこと
面談ではどのようなことが聞かれるか

面談は以下の流れで行われました。
アドバイザーからの自己紹介
こちらから自己紹介
価値観の確認
希望する職種や業界
紹介していく職種や業界の確認
今後の流れ
簡単に説明をしていきます。
アドバイザーからの自己紹介

まずはアドバイザーの方から自己紹介がありました。
私はざっくりとIT系の職種を希望したことから、アドバイザーの方もIT業界を経験しリクルートキャリアに転職された方だそうです。
求職者の属性にあったアドバイザーをつけるようにしているようです。
リクルートエージェント
は総合型ですが、ITにも強い特徴があるので、IT志望の方は
リクルートエージェント
を使うのは良いですね。
こちらからの自己紹介

次にこちらから自己紹介を行います。
年齢や家族構成を伝え、今までどんな仕事をしてきて、今回なぜ転職を考えているかなど簡単にお話しました。
価値観の確認
「価値観」と言われると構えてしまいますが、簡単に言うと「今後どうしたいか?」ですね。
- どんな仕事をしたいのか?
- どういった働き方をしたいのか?
- 今不安なことはなんなのか?
このような内容から、転職でどうなりたいのかを共有していきます。
私は「今の業界に不安があり、40代になる前に転職活動をして市場価値を確認しておきたい。副業を伸ばして独立も考えている。」という内容を伝えています。

アドバイザーの方から、「価値観がよくわかりました。今の会社に残るのも、独立するのも一つの選択肢だと思います。」という言葉をもらいました。

あわせて「こちらからのスタンスは転職をするということでよろしいですか?」とのことでしたので、そこは「はい、お願いします。」とお答えしました。
転職エージェントに期待するところはそこですからね。

この価値観という言葉はアドバイザーの方から何度も出ました。価値観を重視してくれる証拠だと思うので、案件をごり押ししてくるようなことはなさそうだったので安心してください。
ただし、転職エージェントもビジネスです。アドバイザーの考え方やノルマの状況によっては多少強引に案件を紹介してくることも考えられます。このあたりは、アドバイザーとの相性を見つつ、主導権を握られないように自分の希望がかなえられる求人を探してくださいね。
希望する職種や業界

希望する職種や業界をを聞かれます。
ここでも正直に、今のITの仕事で関わっている業界の将来性が不安なのでそこは避けたい。それ以外は実は明確に決まっていないことを話しています。
その上で、ITという業界を中心にして経験を生かせる仕事を軸に探しましょうということになりました。
- ネットワークエンジニア
- 社内SE
- 技術営業
こういった仕事です。
このあたりは、人によって違うでしょうから、アドバイザーの方と時間をかけて話をすると良いですね。
紹介していく職種や業界の確認

今までの会話の内容を踏まえて、今後紹介してく求人に違和感がないかどうかを確認してもらいます。
ちなみに、都度「ここまでで不明点はありませんか?」と聞いてくれ、話の途中の質問でも真摯に回答してくれて好印象です。
安心感がありましたね。
今後の流れ
面談終了後の流れについて説明があって終了です。
面談が終わった後の流れは?

面談が終わった後に指示をされたのは以下の3点です。
- 職務経歴書のブラッシュアップ
- 求人の紹介
- 次の面談日の設定
面談を元に職務経歴書をブラッシュアップさせましょう。
アドバイザーの方から文章の案が送られてくるので、それを利用して職務経歴書を充実させます。
面談を受けてどうだったか?

面談に関しては満足いくものでした。
特に、今までの経歴や現在の状況を考慮して「技術営業」という選択肢を提示してくれました。技術営業とは、技術の知識を生かして顧客に営業をかける仕事です。
たしかに、新卒で就職活動をしていたときは技術営業にも興味があり、志望していたことを思い出しました。
すっかり忘れていたのですが、適性をみて提案してくれるのは本当にありがたいなと思ったところです。
転職エージェントとの面談はアドバイザーとの相性にもよりますし、複数の転職エージェントを利用して比較してみることが重要です。
転職エージェントを比較しよう
転職活動を成功させるには、転職エージェントの複数利用が鉄則です。
- アドバイザーの対応が良いのかイマイチなのか
- サポートが万全なのか物足りないのか
この判断をするには、複数のアドバイザーと話をして比較する必要があるからです。
リクルートエージェントを利用するなら、もうひとつの業界最大 doda か、転職サポート期限がない マイナビエージェント
を併用するのが良いでしょう。
他にも、どんな転職エージェントがあなたに合っているかは3つの質問に答えてもらえるだけで診断できますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ:リクルートエージェントの面談を受けてみた

リクルートエージェントは大手の転職エージェントということもあり、以下のような印象を受けました。
転職活動に面白味がいるかどうかは別として、「特定の求人をバシッと紹介してもらいたい」という場合には向いていないかもしれません。
とはいえアドバイザーの方との面談で自分の忘れていた思いや、転職に対する考えの整理ができるのは非常に有効です。
仕事に対する不満や不安を話すだけでも楽になる人は大勢いるでしょう。
家族や友達に仕事の話をしても迷惑がられるだけかもしれませんが、アドバイザーの方ならではどうやって改善していくかということころまで掘り下げてくれるので、会話する価値は十分にあると感じました。
リクルートエージェントは良くも悪くも「スタンダード」なので、とりあえず相談してみるにはおすすめの転職エージェントです。
転職エージェントの満足度はアドバイザーとの相性による部分がとても大きいので、比較対象を作るためにも複数の転職エージェントを使って比較してみるのが良いですね。
もし、なんとなく転職活動をしていて特にやりたいことが見つかっていないなら、未経験からでも大丈夫な手に職がついて将来性のある「インフラエンジニア」に挑戦してみてはどうでしょうか?
わりと誤解されている仕事なので実は穴場かもしれませんよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。有意義な面談ができることを願っています。