転職エージェントは無料で転職をサポートしてくれるありがたい存在です。
実は転職エージェントはボランティアではなくビジネスなので、特徴を理解しておかないと都合良く利用されてしまうだけかもしれません。
この記事を書いている人
- 過去に2回の転職を経験
- 忙しすぎて駅のホームで涙を流した経験あり
- 現在は半分サラリーマンで半分フリーランス
実際に転職エージェントを利用したこともある私が、転職エージェントを使い倒す方法について解説します。
この記事を読めば、どの転職エージェントに登録すればいいんだろう?と迷うことがなくなるでしょう。
最終的に良い転職エージェントが見つかるかは、良い担当者が見つかるかどうかです。
まずは おすすめの転職エージェントに登録して担当者と話をしてみるのが重要だよ

相性が良くなさそうだったら別の転職エージェントを使ったり担当者を代えてもらったするのが成功する秘訣です。
迷うならこれ
とにかく「どの転職エージェントを使えば良いんだ!」という方は、以下の登録をおすすめします。いずれも無料で利用可能です。

ここがポイント
無期限サポートでじっくり転職活動
求職者に寄り添った親切なサポートが魅力。無期限サポートなので今すぐの転職を考えていなくてもOKです。

ここがポイント
転職サイトも同時登録で幅が広がる
【公式】 https://doda.jp/
業界大手であり、同時に転職サイトへの登録も完了するので、給与や休日日数などの「業界の相場」を知るのに適しています。

ここがポイント
業界最大手で豊富な求人。
業界最大手。非公開求人数も多く、アドバイザーの質も高いのでおすすめ。
転職エージェントの満足度は、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性による部分が大きいです。
まずは マイナビエージェント
と doda
を利用してみて、満足できなかったり転職活動に慣れてきたら
リクルートエージェント
を利用してみてくださいね。
転職エージェント、転職サイト、口コミサイトを連携させるのがおすすめ
今の転職は情報戦です。いかに情報を集めてうまく使うか。
これが転職が成功するかしないかを大きく分けます。ネットとリアルを駆使して転職活動を成功させましょう。
結論から言うと、以下の順番で転職活動を進めると成功率が格段にアップします。
- 大手転職エージェントに登録する
- 転職サイトに登録する
- 企業のホームページで確認する
- 口コミサイトで確認する
- 転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
- 転職エージェントを追加で登録したり担当者を変更する
- 面接に挑む
この流れで転職活動を制してください。
それぞれの特徴を理解しておく
転職エージェントや転職サイト、口コミサイトを利用するのはそれぞれ特徴が違うからです。
ここでは、それぞれの特徴や使い方を簡単に紹介します。
転職エージェントの特徴と使い方
- アドバイザーがつく
- 求人の紹介から応募、面接の日程調整など面倒な手続きを代行してくれる
- 魅力的な自己PRのアドバイスや職務経歴書の添削、面接対策まで行ってくれるので採用率がアップする
- 転職の良きパートーナーとして付き合う
- 転職活動のメインとして使えるサービス
転職サイトの特徴と使い方
- サイトに載っている情報を検索して求人を探す
- 自分のペースで転職活動ができる
- 逆に言うと自分でやらないと何も動かない
- 業界の相場や待遇を調べエージェントが紹介してきた求人が妥当なのか判断できる
- 転職活動のサポートとして利用
口コミサイトの特徴と使い方
- 元従業員や元従業員が口コミを書いている
- 全ての情報を鵜呑みにしてはいけないがある程度の信頼性はある
- 企業の内部情報や雰囲気を知ることが可能
- あまりにも悪い口コミが多い場合はブラック企業の可能性もあるので注意
- 面接を申し込む際の裏付け情報として参考にする
詳しくはこちらの記事で解説しています。
具体的な進め方
大手転職エージェントに登録する
まずは転職エージェントに求人を紹介してもらいましょう。
転職サイトで確認する
紹介された求人を転職サイトで相場や妥当性を確認します。
企業のホームページで確認する
企業の雰囲気を知ることは大切です。
口コミサイトを確認する
従業員のリアルな情報をチェックします。
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
採用率をアップさせるためにエージェントの力を借りてください。
面接に挑む
転職エージェントとの対策を生かして面接を受けます。
それぞれのサービスを連携させることで、それぞれの力を引き出します。
詳しく見てみましょう。
大手転職エージェントに登録する
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
特定の業界への強い希望や絶対に譲れないようなこだわりがない限りは、 マイナビエージェント
と doda
に登録することをおすすめします。
転職エージェントは担当者の相性に左右されることが多いので、比較対象にできるよう複数登録してください。
もし、転職活動をやってみた結果、
- doda
がイマイチだった
- マイナビエージェント
で希望の求人が紹介してもらえなかった
- 転職活動に慣れてきた
こんな感じなら、 リクルートエージェント
を追加で登録してみるといいですね。
面談では価値観の確認や、スキルの棚卸し、紹介していく職種の方向性について確認をします。
その際は、転職エージェントのアドバイザーは良きパートナーであると認識しておいてください。
関連記事:【不安解消】転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない5つのこと
面談が終わると あなたにあった求人が紹介されるので、今度はその求人について調べていきましょう。
転職サイトで確認する
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
転職エージェントに求人を紹介してもらったら、転職サイトにも求人が出ていないか確認します。
doda に登録すると、転職サイトへの登録も完了するので手軽です。
非公開求人の場合もあるので、そのものズバリが出ていないこともあるでしょう。その場合は次のことをチェックしてください。
- 同じ企業が求人を出していないか?
- 似たような求人はどんな条件で出ているか?
- 給与の相場は妥当なのか?
相場を知ることで、不利な条件で転職をしなくて済みます。転職サイトも複数申し込みたいなら、 リクナビNEXT
がおすすめです。
企業のホームページで確認する
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
ホームーページを確認して企業の雰囲気を知りましょう。
トップページのレイアウトやキャッチコピー、社長のコメントやブログなどの情報発信があればどんな考え方をしているのかが感じられます。
注意しなきゃいけないのは、ホームページに悪い情報は書いてないことだな


良いことばかりを鵜呑みにして応募してしまうと入社してから後悔するかもよ
あくまでも詳しい情報は面接で質問すればいいので、その面接のための情報収集と考えておきましょう。今どきホームページが無いような会社は避けた方が無難です。そういった確認にもなります。
クチコミサイトで確認する
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
口コミサイトで企業の評判を調べてみてください。
実際に私も登録して過去に在籍した企業の口コミを読んでみました。内容は納得できるものが多かったので参考になりますよ。
忘れちゃいけないのが、人間は悪いことを書く方が得意だってことだ


どんな会社に勤めても不満の1つや2つはあるもんね
悪い口コミがあっても不安になりすぎる必要はないよ

ただし、あまりにも悪い評判が多い会社は避けた方が無難ですね。本当に悪い企業体質である可能性が高いです。
口コミサイトはウソの情報も書き込まれている可能性も確かにあるんですけど、多すぎるのは本当に悪いかも。
あくまでも参考程度ですが、実際に登録してクチコミを見たところ信頼性はそこそこあると感じましたよ。
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
情報を集めて応募したいと思ったらエージェントに面接の調整をお願いします。
もし転職サイトでいい求人を見つけた場合でも、転職エージェント経由で応募できないか確認してくださいね。
エージェント経由の方が採用率アップするよ


そうなんですか?
応募する企業にあわせて書類や面接の対策をしてもらえるからな

採用担当者に対してあなたをフォローしてくれたりもするので、必ずエージェント経由で応募するようにしましょう。
一次面接を通過して最終面接に進む場合、アドバイザーが人事担当者に「どういった点を知りたいか?」と聞いてくれることがあります。
つまり人事担当者が知りたい情報を事前に教えてくれた状態で面接を受けられるということです。
心の余裕ができ間違いなく有利に面接を受けられます。
面接に挑む
大手転職エージェントに登録する
転職サイトで確認する
企業のホームページで確認する
口コミサイトを確認する
転職エージェントに書類や面接の対策をしてもらう
面接に挑む
転職エージェントとの対策を生かして面接に挑みます。
転職の面接では、学生の頃にやっていた就職活動の頃とは大きく違う点を意識しないとダメだよ


えっと……具体的には?
やる気とかポテンシャルみたいなことをアピールするんじゃなくて、企業に対してどういった価値を提供できるかね

いかに相手企業の視点に立って面接に挑めるかが採用されるかされないかを分けます。
そのために、経験を生かしてアピールできるポイントを転職エージェントと相談しておき、面接対策をしておくことが重要です。
内定をもらえたらやるべきこと
おめでとうございます!
内定がもらえらたら、うれしいし自信になりますね。
おめでとう!

ここでは、内定をもらったあとにやるべきことをご紹介します。
内定をもらったら冷静になる
いったん冷静になります。
会社を辞めたいという思いが強すぎると、とにかく内定をもらうことを目的としてしまっていることもあるからです。
- 本当にいまの会社より条件は良くなるか?
- 希望した目的は実現できそうか?
- 5年後、10年後になっていたい自分につながりそうか?
ここまでの転職活動はノーリスクでしたが実際に転職をすることはリスクを伴います。
加えて、頭に入れておかないといけないのは転職エージェントのビジネスモデルです。
転職エージェントが無料で使える理由は、紹介した企業から紹介料を報酬としてもらうからです。
つまり、転職エージェント側からすると「内定を受けてもらわないと報酬がもらえない」ので、内定を受けることを強くすすめてくる可能性があります。
もちろん、良いと思った求人を紹介してくれているはずですし、最後の背中を押してくれているだけなのですが、アドバイザーも仕事ですからね。特に リクルートエージェント
なんかはノルマも厳しそうですし。
これはあなたの人生です。最後はあなたが責任を持たなくてはなりません。厳しいようですがそれが現実なので、後悔しないためにこのワンクッションは絶対に必要です。

納得したら内定を受けた方がいいね
ブラック企業に勤めてるなら すぐ転職するべきだけどな

実際の会社を見に行ってみる
内定をもらって、本当に転職していいか悩んでいる場合、会社を見に行ってみるといいでしょう。
会社を見ておくと、自分が働く姿をリアルに想像できるよ


オフィスの規模とか、雰囲気も確認できますね
実際に働いてるヤツを見ると情報がたくさん手に入るぞ

- どんな表情をしているか?
- どんな服装をしているのか?
- 何時ごろまで働いているのか?
ちょっと不審者みたいで嫌だなと思うかもしれませんが、あちらの社員はこちらのことなんて気にしていませんから大丈夫です。
最近はリモートワークも増えたので情報を掴みにくくなったかもしれません。ですがリモート面接だけで終わってしまい会社に行ったことがない人も多いと思うので、一度見にいくという方法はとても有効です。
内定を受ける
転職に納得できたら内定を受けましょう。だいたい1週間以内には内定を受けるかどうかの連絡をアドバイザーにします。
転職の場合、基本的にはすぐに来てほしいと思っています。即戦力としてあなたを評価しているからです。
それぞれの事情によりますが、長くても3か月以内に入社できるように調整しましょう。
長引かせてたら、別の人を採用されたって事例もあるよ


せっかく内定をもらったのにもったいないですね……
会社なんかに遠慮してる場合じゃねえ
すぐに退職の意思を伝えねーとな

会社の規定はあるものの、法律上は退職の2週間前に意思を伝えれば退職できることになっています。引き継ぎなどの問題を考えると、退職の1か月前までに伝えるのが現実的です。
もしここで強烈な引き留めなどで揉める場合 退職代行を使ってもいいでしょう。退職代行は3万円ほどかかる費用がネックですが確実に退職できます。
関連記事:【第八話】退職代行を使うなんて恥ずかしい?パワハラを受けて仕事を辞めるのは逃げ?
まとめ:エージェント、サイト、口コミを連携させて転職活動の主導権を握ろう
転職エージェントはアドバイザーが無料で転職希望者をサポートしてくれるありがたいサービスです。
アドバイザーとの面談では、自分の価値観や、客観的なスキルを確認する場にしてください。
面談が終わったらアドバイザーに求人を紹介してもらいつつ、転職サイトやホームページ、クチコミサイトで情報を集めてね

転職エージェントを使うと、書類の添削や面接の日程調整だけでなく、面接を有利に進められる情報も教えてくれます。
はっきり言って転職エージェントを使わない理由はないです。
もし使ってみてアドバイザーとの相性が良くなければ担当者を代えてもらえるし、別の転職エージェントを使うこともできるからな

最終的に転職エージェントを使って転職しなくても別に構いませんし、そのまま今の仕事を続けることになってもOKです。
まずは客観的に自分を評価するため、気軽に登録してしまって問題ありません。
迷うならこれ
とにかく「どの転職エージェントを使えば良いんだ!」という方は、以下の登録をおすすめします。いずれも無料で利用可能です。

ここがポイント
無期限サポートでじっくり転職活動
求職者に寄り添った親切なサポートが魅力。無期限サポートなので今すぐの転職を考えていなくてもOKです。

ここがポイント
転職サイトも同時登録で幅が広がる
【公式】 https://doda.jp/
業界大手であり、同時に転職サイトへの登録も完了するので、給与や休日日数などの「業界の相場」を知るのに適しています。

ここがポイント
業界最大手で豊富な求人。
業界最大手。非公開求人数も多く、アドバイザーの質も高いのでおすすめ。
転職エージェントの満足度は、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性による部分が大きいです。
まずは マイナビエージェント
と doda
を利用してみて、満足できなかったり転職活動に慣れてきたら
リクルートエージェント
を利用してみてくださいね。